本学科は日本人と外国人留学生の双方を対象に日本語教師を養成する2年制の学科です。 授業では日本語教師に必要な専門知識を身につけながら、実習など実践的な訓練を通じて教授力を磨いていきます。卒業後、アジア世界で活躍する人材を育成することを目標とします。
[年間スケジュール]
[授業時間]
全日制(月~金)9:00~14:50
1時限 9:00~09:45
2時限 9:50~10:35
3時限 10:45~11:30
4時限 11:35~12:20
5時限 13:15~14:00
6時限 14:05~14:50
■1日6授業時間、週30授業時間。
年間の総授業時間は1080時間。
■卒業要件:2年間で95単位修得(1710授業時間)
※1授業時間=45分
※1単位=18授業時間
「日本語教師養成課程」としての「日本語教育学科」
日本語教育学科は、文化庁の「日本語教員の要件として適当と認められる研修」の基準を満たし、「専門課程 日本語教育学科 日本語教師養成課程」として、2017年6月16日付けで届出を受理されました(届出受理番号:H29061613015)。したがって、学士の学位を有し、かつ、当学科における所定の科目において単位取得を行った方は、「専門課程 日本語教育学科 日本語教師養成課程」の修了者となり、法務省告示校で日本語教師として勤務することが可能となります。
到達目標
1年目:
日本語教育の基礎となる知識や技能を学びます。
2年目:
より高度な知識を学ぶとともに、オールラウンドな実践力を身につけることを目指します。
授業科目
必修科目
日本語教師として不可欠な知識・技能を身につける科目が必修科目です。座学から実習形式まで様々な形態で授業を行います。主な科目の構成・授業の概要は以下の通りです。「専門課程 日本語教育学科 日本語教師養成課程」に該当するすべての科目は、1 年目の必修科目に含まれています。
日本語研究科目:
音声、語彙、文字、表記、文法、日本語教育史、異文化理解、敬意表現など
日本語教育科目:
教授法、教材・教具研究、カリキュラム・コースデザイン、実習
社会文化科目:
日本事情、日本史、世界史、日本地理、現代社会など
キャリアガイダンス:
進路・学習指導など
選択科目
試験対策や上級日本語講座(原則外国人留学生向け)、PC講座など。卒業までに15 単位以上(270 授業時間)履修しなければなりません。
時間割
担当教員
長谷川 公江
明治大学文学部卒業。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。中学校国語科教諭、国際交流基金派遣日本語教育専門家(インドネシア・ジャカルタ日本語センター)などを経て、2001年からアジア・アフリカ語学院日本語学科専任教員として勤務。日本語学科教務主任を経て、現在は日本語教育学科主任講師。
洲脇 泰
青山学院大学文学部卒業。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士前期課程修了。国際交流基金派遣日本語教育専門家(フィリピン大学客員講師)などを務める。アジア・アフリカ語学院では2001~2004年、2008年~現在まで日本語学科非常勤講師(2003年度は専任)を務める。
山本 斉
東京都立大学法学部卒業。日本力行会JMA日本語学校勤務などを経て、現在はアジア学生文化協会留学生日本語コース非常勤教員(社会科)を務める。アジア・アフリカ語学院では2001年から現在まで日本語学科非常勤講師(社会科)を務める。