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中国 常州工学院との交流活動

2010年12月5日(日)から11日(土)まで、江蘇省の常州工学院へ行って来ました。日本語教育を行っている大学との交流が目的です。交流活動は、今年5月の黄岡師範大学(湖北省)に続き第二回目です。常州は、上海から西北へ車で約3時間の都市で、上海との間には蘇州、無錫などがあり、日本の企業も多く進出している中国の沿海部にあります。

 

大学の近くには、常州市庁舎、博物館、体育館など新しく立派な建物が並び、高層住宅もたくさん作られていました。市内でよく見かけたのは電動自転車です。普通の自転車の2~3倍ぐらいの値段で、あまり高くないので人気があるとのことでした。
交通手段で、学生たちに人気があるのがBRTと呼ばれる常州市の特別のバスです。専用レーンが決まっていて渋滞がなく便利です。途中で乗り換えても運賃は1元(1元=約13円)、しかも常州市のカードを使えば、1元の運賃は6角(1元=10角)とだいぶお得です。このBRTは女性運転手が多いのも特色だそうです。

 

常州工学院は、その名のとおり工学を中心とした大学で、大学構内を歩いていると9割以上が男子学生ですが、外国語学部の校舎に入ると9割が女子学生になります。ここで月曜から金曜までの一週間、授業を参観したり、特別講座を担当して授業を行ったりしました。また、学年ごとに交流の時間を設定していただき、学生と自由に話したり歌ったりもしました。歌の好きな学生が多く、自己紹介をしながら「歌います」と言って歌を歌ってくれる学生が何人もいました。みな日本語の歌詞をきちんと覚えていて、とても素敵だと思いました。常州の12月の気温は東京の冬と同じぐらいでしたが、大学には暖房がなく、学生も先生もコートを着たまま勉強しているのに最初は驚きました。

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教室の外でも、毎日の食事や市内見学に学生たちが交代で案内してくれ、いろいろな話を聞くことができました。学生たちは全員大学の寮に住んでいます。4年間、学校でも寮でも共に過ごし、時にはトラブルもあるようですが、多くは仲が良くて、まるで兄弟のようです。常州は日本企業も多く、日本料理店などもありますが、それでも日本語を勉強する環境としては、日本で勉強するようなわけには行きません。しかし、学生たちはなんとか会話が上手になるようにと努力していました。日本のアニメはもちろん最新情報もよく知っていて、すごいな、と感心しますが、家族に会いたかったり、恋人のことを考えたり、将来のことを考えて不安になったり、試験のために頑張ったりする、そんなところは本当に若者らしくて、心から応援したくなりました。

 

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(2011.01.05 日本語学科主任講師 長谷川公江 )